2019-01-01から1年間の記事一覧
12月27日の棋王戦挑戦者決定戦で本田圭四段が佐々木大地5段を下して棋王戦挑戦者となった。 プロになって1年目で番勝負の挑戦者になったのは本田が初めて。挑戦者になったことにより、本田は五段に昇段した。 渡辺に番勝負で勝つのは非常に厳しいが、彼の勢…
【内田裕也】(ミュージシャン、俳優。1939年生まれ、2019年3月17日死去、79歳) この人の曲は聞いたことはない。私にとっては俳優さんかな。昔々「花園の迷宮」という映画に出てたと思う。 【紫艶】(歌手。1978年生まれ、2019年3月7日死去、41歳) 桂三枝…
今年(2019年)もあと少しで終わりである。今年亡くなった人を何人か取り上げようと思う。今回は2019年2月に亡くなった人から。 【北尾光司(1963年生まれ)】 大相撲の元横綱双羽黒である。同じ横綱の千代の富士や北勝海などと優勝を争った(しかし、結局一…
年賀状を「出さない」33%、世論調査、2005年より増加(朝日新聞) ↑この記事によれば、今年郵便で年賀状を出す枚数を聞いたところ、33%が「出さない」とのことであった。 私も数年前から出さなくなったが、これは「出す相手が少ない」「めんどくさい」が理…
藤井聡太七段「トップ棋士と差縮めたい」大学進学せず専念 - 産経ニュース ↑上の記事の内容は、おおざっぱに言うと以下の通り。 ・来年は3年生になるが、現時点では大学進学は考えていない。 ・高校の勉強は高校ですませ、家では基本的にはしていない。 ・得…
山岡荘八作「徳川家康」(講談社文庫全26巻)の第18巻は「関ヶ原の巻」である。 この巻の主役は家康ともいえるし石田三成とも言える。個人的には、16巻から18巻までは徳川家康と石田三成のダブル主役と言っても良いと思う。 さて。第18巻の中に「石田草」と…
11月にPAYPAYを使い始めてから1か月になる。 私に使えるかどうか、最初は少々不安だったが、今はそんな不安はあんまりない。(「全くない」わけではないが) 店によってPAYPAYの支払い方法が違うのが、少々戸惑う理由だろうか。 お店の人が私のスマホのバー…
マレーシア出身、インドネシア出身の囲碁プロ棋士が誕生したらしい。 マレーシア出身なのは曽富康(チャン・フーカン)さん16歳、インドネシア出身なのはフィトラ・ラフィフ・シドキさん17歳。いずれも、外国籍特別採用棋士制度でのプロ入りとなる。 マレー…
SFの大家・アシモフの短編に「世界のあらゆる悩み」という作品がある(短篇集『停滞空間』ハヤカワ文庫)。 舞台は未来の地球。世界は、マルチヴァクという超高性能のコンピューターによって運営されている。一部の人々は、その状況に満足せず、マルチヴァク…
長男の熊澤英一郎さん(44歳)を殺したことで訴えられた父であり元・農林省事務次官でもある熊澤英昭被告(76歳)に対する裁判員裁判が東京地方裁判所で行われ、12月16日に「懲役6年」(求刑は懲役8年)の実刑判決が下った。 「求刑:懲役8年」という点で、…
12月6日・7日に津和野で行われた竜王戦第5局は豊島が勝ち、通算4勝1敗で竜王を奪取。これで豊島は竜王・名人となった。広瀬は無冠になった。 私は終盤戦のみABEMAテレビで見ていた。広瀬が豊島玉を打ち取ったかと思ったが実は豊島玉は粘りがあって詰まなかっ…
2019年11月29日に行われた王座戦第4局(虎丸の白番半目勝ち)により、虎丸が3勝1敗で井山から王座を奪った。今回は、その対局の1コマをごらんいただく。 【テーマ図】白が74手目(△)と打ったところである。 ↑上辺から中央に伸びる黒の一団。断点がいろいろ…
中曽根康弘氏が2019年11月29日に死去した。101歳。 「昭和最後の大物政治家」というのが私の印象だが、101歳まで生きたというのも同じくらいにすごい。仕事もしながら節制もした。人生の達人だと思う。合掌。 人気ブログランキングへ にほんブログ村
ヤフーニュースを見ていたら、こんなニュースがあった。ニュースの概要は以下の通り。 事件発生時期:2019年8月 事件発生場所:神戸市内の某ショッピングモール 事件を起こした当事者:会社員(39歳男)とその息子(11歳) 犯行内容:営業中の雑貨店のバック…
11月23日のことである。自宅近くの「トナリエ大和高田」を歩いていると、健康検査のイベントをしていた。無料だったので私も試してみた。 まずは骨の強さの検査である。 指にゼリー状のものをぬって、機械で検査する。 結果は「C」判定だった。Aが一番よくて…
深夜のあるとき、部屋を見回す。本が乱雑に収められている。 「今度こそは本の大量処分だ」と意気込んでも、なかなかそうはいかない。 「すでに」かなりの本を処分しているので、ここからさらに多数の本を・・・というわけにはいかない。 特に文庫本のこれ以…
トナリエ大和高田の3階を歩いていると、とある文字が目に入った。 Flower Quiche大和高田店は2019年10月27日をもちまして閉店させていただきました。今までご愛顧を頂きありがとうございました。 私はこの店に5~6回行ったことがある。好きな店だったけど…
私はこの将棋、ちょくちょくスマホで棋譜情報を見ていた。 夜の7時過ぎ(95手目くらい?)は先手の藤井が有望なのではないかという評判だった。 しかし、108手目(△7九飛車)からの王手ラッシュに先手がひるんだか、111手目の▲6八歩が敗着だった…
合成麻薬MDMA所持容疑で2019年11月16日に女優・沢尻エリカさんが逮捕されたとのこと。 私はこの人の名前しか知らないので、好きでも嫌いでもない。 今回の出来事で一番深刻であろう問題は、来年のNHK大河ドラマに彼女が主要登場人物として出演していることだ…
今から一週間ほど前(2019年11月9日)に、落語家の桂三金(かつらさんきん)さんが亡くなった。48歳での早い死であった。 桂三金のプロフィールはこちら(ウィキペディア) 彼が死ぬまで、私はこの人のことを全く知らなかった。この人の死に関心を持った理由…
囲碁の女流棋士として活躍した小川誠子(おがわ・ともこ)6段が11月15日に亡くなったらしい。68歳。 私の年代だと、昔々割と長い間NHK杯の聞き手をしていた人ということで、囲碁ファンにとってなじみのある人だったと思う(もちろんその当時の女流としては強…
今回は将棋アプリ「ぴよ将棋」の私の実戦を紹介する。 【テーマ図】 先手が私、後手がぴよ将棋(レベル21)。 レベル21は「初段くらい」らしい。 実戦は後手が△2五香と指したところ。先手はどうさせば良かったか? 【正解】15手詰めがあった。 テーマ図から…
かつて日本棋院に、藤沢朋斎(ほうさい)(1919年生~1992年没)という人物がいた。昭和20年代から30年代にかけて大活躍した棋士で、日本棋院の大手合いによる昇段制度が始まってから最初の九段であることで知られている。真似碁でも知られている。 さてこの…
何年も前の『将棋世界』(2012年5月号)で「棋士が聞くプロ対談」というのが掲載されていて、村山慈明と阿部健治郎の若手棋士による対談となった。対談中、ネット将棋で阿部が以下のように述べている。 地方奨励会員にとって、ネットは有力な練習方法である…
勝つ―碁と根性 (1965年)という書物がある。昭和のタイトル王・坂田栄男の著書である。その中に、坂田からみた各棋士の印象が書かれているので、数回にわたって紹介しようと思う。 【注意】この本の発行年は「1965年(昭和40年)7月1日」(脱稿は同年5月と思…
勝つ―碁と根性 (1965年)という書物がある。昭和のタイトル王・坂田栄男の著書である。その中に、坂田からみた各棋士の印象が書かれているので、数回にわたって紹介しようと思う。 今回は、藤沢秀行、山部俊郎、梶原武雄についての坂田の感想を紹介する。3人…
この前久し振りに大阪某所の囲碁の集まりに行ってきた。3カ月ぶりだろうか。あるときは仕事のために欠席、あるときは体調不良(主にひざ痛)のために欠席続きだった。 久し振りに出席して、軽く1,2局打ってあとはおしゃべりである。そのときに、藤沢秀行名…
木村が念願の初タイトルを獲得したということで、私は久しぶりに『将棋世界』を買った。冒頭の記事「ドキュメント 第60期王位戦七番勝負」から、木村のコメントを紹介したい。 つらいですよ。ダメなら去らないといけないんですから。何度も何度も、もう辞め…
勝つ―碁と根性 (1965年) という書物がある。昭和のタイトル王・坂田栄男の著書である。その中に、坂田からみた各棋士の印象が書かれているので、数回にわたって紹介しようと思う。 今回は、高川格と藤沢朋斎についての坂田の感想を紹介する。2人とも、坂田と…
勝つ―碁と根性 (1965年) という書物がある。昭和のタイトル王・坂田栄男の著書である。その中に、坂田からみた各棋士の印象が書かれているので、数回にわたって紹介しようと思う。 【注意】この本の発行年は「1965年(昭和40年)7月1日」である。つまり、坂…