令和に囲碁と将棋を語る

奈良県在住。囲碁はパンダネットや幽玄で6段、野狐で5段、将棋はぴよ将棋で1級程度です。

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

【読書】フレドリック・ブラウンの短編「笑う肉屋」の感想+4月14日の出来事

フレドリック・ブラウン作の短編集「真っ白な嘘」(創元文庫)を購入した。読んだ短編作品についてメモを残しておく。 「笑う肉屋」の感想 平凡な私は「(この事件では)気球やヘリコプターを使ったのではなかろうか」と思っていたが、結末を読むと全く違っ…

【ゴルフ】松山英樹がマスターズで優勝した。

松山英樹選手(29歳)がアメリカのゴルフのメジャータイトルであるマスターズで優勝したらしい。おめでとう。 コロナの影響で国内でのゴルフの人気が復調しているらしいが、松山選手の優勝で、ゴルフ人口がさらに増えるのだろうか。 toyokeizai.net toyokeiz…

【書籍】どこかの母親と「ボッコちゃん」(星新一作)

ある日の晩、私が本屋で働いているときのことである。 30代か40代と思われる女性が私に声をかけてきた。 女性「おにいさん、すみません」 私「いらっしゃいませ」 女性「面白い本を探してるんだけど」 私「どんな本がお好みですか?」 女性「面白い本。うち…

【野球】佐藤 輝明が楽しみ

阪神の新人・佐藤輝明が楽しみである。 今は他のチームに研究されてかなり苦しんでいるが、実戦を積み重ねていけばかなり打てるようになると思う。 www.youtube.com 人気ブログランキングへ にほんブログ村

【読書】東野圭吾作「虚ろな十字架」(光文社文庫)の感想メモ

東野圭吾作の作品「虚ろな十字架」(光文社文庫)を読んだので少しメモする。 強い信念は時には物事を推進する強い力となり、時には悲劇の原因となる。 愚鈍そうに見える花恵が最後に賢者ぶりを見せてくれたのが少し痛快だった。 最近年を取ったのか、登場人…

【読書】東野圭吾作「犯人のいない殺人の夜」(光文社文庫)の感想メモ(その2)

東野圭吾作の短編集「犯人のいない殺人の夜」(光文社文庫)を久しぶりに読んだ。 7つある短編のうち、今回は後半3つの短編の感想を軽く書く。 「白い凶器」 この作品を読み終わった後にタイトルを見直したとき、「なるほど」と思った。 「さよならコーチ」…

【読書】東野圭吾作「犯人のいない殺人の夜」(光文社文庫)の感想メモ(その1)

東野圭吾作の短編集「犯人のいない殺人の夜」(光文社文庫)を久しぶりに読んだ。 7つある短編のうち、今回は4つの短編の感想を軽く書く。 「小さな故意の物語」 高校生・達也の死と彼を含む三角関係を描いた、ちょっとだけ甘くて苦い物語。 結末は予期でき…

【お悔やみ】小説家の三好徹さん死去。90歳

小説家の三好徹氏が4月3日に誤嚥性肺炎で死去した。90歳。 この人の小説で読んだことのある唯一の本は 五人の棋士(講談社文庫) である。 呉清源、坂田栄男、藤沢秀行、林海峰、石田芳夫の5人について書かれた短編集である。囲碁ファンが読めば、まずまず楽…

【お悔やみ】橋田壽賀子さん死去。95歳

2021年4月4日に橋田壽賀子さんが死去したらしい。95歳。 95歳だと大往生だろう。 これくらい長生きの人が死んだ場合、個人的にはあんまり悲しいとは思わない。 合掌。 人気ブログランキングへ にほんブログ村

【読書】『秘密』(東野圭吾作、文春文庫)

『秘密』(東野圭吾作、文春文庫)を読んだ。 ・妻と娘がバス事故にあう。 ・妻は死亡、娘は生き残る。 ・しかし娘には妻の魂が宿り、「肉体は娘だけど自我は妻」の状態になる。 ・生き返った娘に最初は喜ぶ主人公だが、娘の成長とともに、嫉妬、とまどい、…

【将棋】最近の将棋関係のニュース:最優秀棋士、西山女流、橋本引退

久しぶりの更新となる。最近見聞きした将棋のニュースを紹介する 【藤井聡太、最優秀棋士賞をもらう】 名人を含む3冠を保持している渡辺をおさえて藤井が最優秀棋士に選ばれた。 まあ、どちらが選ばれてもおかしくない。 【西山朋佳女流、奨励会を退会】 三…