この前久し振りに大阪某所の囲碁の集まりに行ってきた。3カ月ぶりだろうか。あるときは仕事のために欠席、あるときは体調不良(主にひざ痛)のために欠席続きだった。
久し振りに出席して、軽く1,2局打ってあとはおしゃべりである。そのときに、藤沢秀行名誉棋聖(故人)のことが話題になった。そのときの私の話し相手が秀行のファンだったのである。
その時私は
自分が若い頃は秀行が結構好きだったけど、今はちょっと・・・。こんな人が親戚にいたら困る。借金取りがこっちに来るかもしれないし。
みたいなことを述べた。昔なら↑こんなことは考えもしなかったのだが、時の流れと共に私の考え方も変わってきた。
昔々、一度だけ秀行翁を直接見たことがある。もちろん話をしたことはない。白髪の仙人を少し思わせるような風貌だった。そのときの秀行は60代後半だった。後十数年経つと私もその頃の秀行先生と同じくらいの年齢になる。十数年後、私はどうなっているんだろうか。