令和に囲碁と将棋を語る

奈良県在住。囲碁はパンダネットや幽玄で6段、野狐で4~6段、将棋はぴよ将棋で1級程度です。

【囲碁】囲碁の本の紹介と感想(その4)『基本定石事典(上巻)』『基本定石事典(下巻)』

◎『基本定石事典(上巻)』(高尾紳路日本棋院

 

500ページあまりの本で、小目の定石ばかりが載っている。

20世紀の定石書と比べると、さすがに、新しい定石が紹介されている。昔の定石書とは違って、かなり新しい打ち方が載っている。特に一間高ガカリの大ナダレや一間ばさみはそれが顕著である。それらの紹介はほどよい分量だと思う。

 実戦の後にチェックのためにこの本で調べるのも良いし、「昔の定石書だとこうだったけど、今の定石書だとどう書かれているのかな?」と思いながら、ページをパラパラとめくるのも良い。

 ただ、この定石書の出版年は2010年である。AIが飛躍的に強くなって新しい打ち方がいろいろ出てきたので、また新しい定石書が必要とされるかもしれない。

定価は2400円プラス消費税である。内容を考えると、なかなか良い買い物だった。 

 

 

◎『基本定石事典〈下巻〉星・目外し・高目・三々の部』(高尾紳路日本棋院

ネットでのレビューで書かれていた通り、星の定石は非常に充実している。

「大斜定石」を詳しく研究したい人には少々物足りない面もあるかもしれない。

 そういう人には「決定版 大斜・村正・大ナダレ」(結城聡誠文堂新光社)がおすすめの本である。

もっとも、AI発の新定石が出回っている現在だと、この定石書を含む従来の定石書だけだと、物足りなく思う人がいるかもしれない。

 

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