【将棋】将棋世界2020年5月号から(その1):昇級者のコメント
数日前に『将棋世界』2020年5月号を購入した。
5月号は、順位戦昇級者のコメントが出るのが恒例である。
今回は何人かのコメントを紹介したいと思う。
今回昇級を逃したら、名人を目指す道はなくなると思っていたので、踏みとどまれたのは良かった。
(佐々木勇気。C級1組からB級2組へ昇級)
↑ 名人を目指していた人間としては、ここ数年の停滞はつらかっただろう。藤井聡太のライバルとなり壁となれるかどうか。
将棋は美しい。そんな画面越しでも息をのむような白と黒の世界に憧れ、棋士になった。しかし、いつの日からか美しい白星よりも失敗の烙印を押されるような黒星を恐れるようになってしまった。
将棋は美しく、棘がある。そして時に一局で人生をも変える劇薬である。
(高見泰地:C級2組からC級1組へ昇級)
↑ なんていうか、文学作品のようなコメントであった。
最後に、4月10日時点でのイタリアでの感染者・死者のデータを紹介する。
(4月10日時点での累計検査数:906,864人)