『将棋世界2020年5月号』の最後に来月号の予告が載っている。
しかし、予告の内容がそのまま記されるかどうかはコロナ次第である。
6月号予告/2020年5月2日発売
熱局プレイバック-棋士が選ぶ2019年のベストバウト10
「師弟」桐山清澄×豊島将之
第78期名人戦第1局
第5期叡王戦 第1局
第69期王将戦第7局
戦術特集「玉頭戦の攻防」
将棋大賞・升田幸三賞・名局賞発表
(付録)戦型トレンド早わかり「新手年鑑2020」
上記項目のうち、名人戦第1局と叡王戦 第1局はアウト。となるとタイトル戦紹介は王将戦最終局だけになる。どうやって紙面を埋めるんだろう?
「名人戦展望」
「コロナで家に引きこもっている人のための特集」
「渡辺明独占インタビュー」
あたりでもやるのだろうか?
私がこの記事書いている間、外は雨が降っている。コロナウィルスを少しでも洗い流してくれればいいのに。
最後に、イタリアでのコロナウィルスの感染状況(2020年4月12日時点)を紹介する。
↓まず、死者の数のリストである。死者増加は400人台にとどまっている(!)。明日はどうなることやら。
↓ 次に、感染者数の表である。病院のベッドで寝ている患者の数は少しずつではあるが減っている。イタリアでコロナと戦っている医療関係者にとっても良いニュースだろう。しかし深刻な状況にあるのは変わりはない。
↓ 最後に、検査数に対する感染者の割合である。
累計検査数はついに100万を超えた。それでもこの惨状である。
「検査をたくさんやればよいという問題ではない」と私は思うのだが、世の中ではまだ「検査をもっとやれ」という声が結構あるようだ。不思議なことだ。