今回も私の実戦を紹介する。囲碁サイト「野狐」での対局である。
【テーマ図】黒:相手 白:私 黒が右下△と備えた場面
↑ 私が白である。黒が右下△と備えた場面である。
黒が右下と右上で実利を稼ぎ、なおかつ中央の一団をしのいでいる。
白は上辺と右辺に地があるが、それだけでは心もとない形勢である。
とすると、白が目を向けるのは左辺しかない。
【参考図:とにかく打ち込め】
↑ 白1ののぞきを利かしてから3と打つか。
或いは、いきなり3と打ち込むか。
最善手は自分にはわからないが、とにかく最後の一等地である左辺に打ち込んで勝負をかけるしかない。
ところが・・・
【実戦図:なぜかけついだ?】
↑ なぜか、形よく(?)かけついでしまった。
黒は黒2、4と利かしてから黒6と左辺を備えてほぼ確定地。
白(私)は投げ場もなく最後まで打ち続けて9目半負け、という碁であった。