囲碁サイト「野狐」での私の対局を紹介する。
私も相手も五段である。
【テーマ図】私が黒である。白が△と放り込んだところである。
↑ 上の図の形勢はというと、黒が勝ちに近い。左の白の大石が死んでいるからである。起死回生の逆転をかけて、白は△と打ってきた。
【うっかりコース】
↑ 私の気がもし緩んでいたら、何の気なしに黒1と取っていたからしれない。
すると、白2とあてて、滅多にお目にかかれないような大逆転となる。
【実戦コース】
↓ この日の私は冷静だったのだろう、黒1と応じて白の野望(?)を打ち砕いた。
ここで白は投了した。(253手まで、黒の中押勝ち)
上の対局から数局後に、私は六段に上がった。
特に実力が上がったわけではないが、最近のAI囲碁の本を読んで、新鮮な感覚で碁を打つことが出来たのがよかったのかもしれない。