令和に囲碁と将棋を語る

奈良県在住。囲碁はパンダネットや幽玄で6段、野狐で5段、将棋はぴよ将棋で1級程度です。

【囲碁】私の実戦から:惰性の対応が負けにつながった。

今回も囲碁サイト「野狐」での私の実戦を紹介する。

 

【テーマ図】私の白番で、黒が左下△と打ったところである。

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↑ この時点での状況であるが、

「中央の白の大きな一団は取られている」

(一応ヨセコウではあるが、下の黒一団との手数が違いすぎているので、白の無条件死といってよい)。

「しかし、左下で事件が起こっていて、左の黒を捕獲すれば白が良さそうである。」

 黒は左下△とはねたところである。

 

【冷静モード】こうすれば勝っていたと思う。

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↑ 後で自分で検討したのだが、白1とこちらをつながっているのが一番わかりやすい対応だったと思う。

黒2とアタリを打てば、白は構わず3と打っておけばよい。

こうすれば左下の白全体がつながっていて、なおかつ黒はしのぎが困難で、このまま白の勝ちとなっていたであろう。

 

【実戦】うっかりおさえてしまった。

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↑ 白は1と押さえてしまった。そして黒2と逃げだしてきた。

ここで白3が最後の敗着だったと思う。白は4の方からアテテいれば勝っていたかもしれない。

結局、下辺白が死んでしまって白の負け。

中央の白石が死んでから苦心して勝負の形にまでもっていったので、この負け方は悲しかった。

 

(付記)

女優の岡江久美子さんが亡くなったそうだ。63歳。私にとって岡江さんは「連想ゲームの第5枠の人」であった。63歳だから、まだまだやりたいことがあっただろうに。

 

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