令和に囲碁と将棋を語る

奈良県在住。囲碁はパンダネットや幽玄で6段、野狐で4~6段、将棋はぴよ将棋で1級程度です。

【読書】エリック・フランク・ラッセル「証言」

『20世紀SF〈2〉1950年代―初めの終わり〉 (河出文庫)に収められている「証言」(ラッセル作)を紹介する。

舞台は、地球。そして、裁判所がこの作品の舞台である。恐らく、アメリカの裁判所ではあるまいか、と思う。検事がいて、判事がいて、弁護士がいて、証人がいて、傍聴人がいる。そして、被告。この被告が宇宙人。この宇宙人の処遇をめぐって、検事が攻め、弁護士が宇宙人を守るべく丁々発止のやり取りをする、という話。英米式の裁判のやり取りと異星人という組み合わせが自分には面白かった。

 当然と言うか、最初から検事側が多くの証言(当然証人は地球人)にモノを言わせて攻勢に出る。押しまくる。それに対して弁護側はどのように切り抜けたか・・・。と言う話。自分がこの事件を扱うことになったらどうしよう、と一瞬思った。