【昔の事件】53年前のいじめの復讐を果たした男のニュース
少し昔の事件を紹介する。
53年前のいじめ加害者を同窓会で殺害した69歳の男「気持ちはわかる」「誰も救われない」の声(ニコニコニュース)を読んだ。
・舞台はタイ国。
・殺人は2019年8月24日に行われた。
・飲食店で、高校の同窓会が行われていた(53年前に同じ高校に通っていた人達)。
・69歳の男性Aが、同年齢の別の男性Bに対して、53年前のいじめに関して謝罪を求めた。
・Bは「覚えてない」といって謝罪を拒否した。
・Aは激高して、自分所持の銃でBを射殺した。
・Aは逃走中である。
↑あらすじはこんな感じである。
殺人が悪いことなのは私も知っている。 でも、感情面において、私はこの殺人犯を憎むことができない。
Bにも落ち度があったということもあるが、69歳にして復讐をなしとげるという行為が、なんというか、「すごい」と思ったからだ。
私にはとてもまねができない。 私が69歳まで生き永らえたとして、こんな度胸と行動力は持っていないだろう(今も持っていないが)。
繰り返すが、Aの行ったことは、法律的にも倫理的にも許されないことだ。 でも私はAを憎むことができない。
逃走中のAは今どんな気持ちだろうか?後悔しているのか、それとも達成感に包まれているのか・・・。