関西棋院のニュースをいくつか。
【本田邦久九段引退】
2020年6月15日付で引退。
1945年6月15日生まれだから、75歳の誕生日を一区切りとして引退したのだろうか。
小目が多く、細かい部分の深く粘り強い読みに裏付けられた戦闘力に特徴があったと思う。(逆に言えば、武宮のようなスケールの大きさはあんまり感じなかったが)
昭和40年代から平成初期の関西棋院を引っ張ってきた名棋士であった。
【窪内秀知九段が1月に亡くなっていた】
1920年(大正9年)に生まれ、2020年(令和2年)1月21日に老衰にて死去。99歳。
大正9年生まれだから、坂田や高川と同年代である。
タイトル戦での大きな活躍はなかったが、本因坊戦リーグや名人戦リーグには何度か入っている。
橋本宇太郎とともに、昭和20年代から40年代にかけての関西棋院を支えた人である。
合掌。