【囲碁】私の実戦より:ちょっとしたヨセの手筋
私の実戦を紹介する。
【テーマ図】私の黒番である。
↑ 黒が上辺△と打ったところである。
アゲハマは黒が17,白が14である。
中央から左下の攻防で黒がポイントを上げたので、形勢は黒良しである。
しかし、油断は禁物。白からちょっとしたヨセの手筋があって、少しあわててしまった。
【参考図:飛び込みのヨセ】
↑右辺白1まで飛び込んでいく手筋があった。
黒2と白をさえぎることはできない。
白3まで、黒が取られる。これは勝敗逆転する。
打たれればすぐ気づくのだが、打たれる前に気づかなければならなかった。
【実戦図】
↑結局、黒は黒5までとへこまされた。
白は先手で2目ほど儲けただろうか。
細かい勝負だと、ここで勝敗が入れ替わるところであった。
幸い、この碁は差が少し開いていたので、逃げ切ることができた。
(結果は黒の4目半勝ち)