【囲碁】私の対局から:恐ろしい狙いがあった。
【テーマ図】
↑ 私の白番である。私(白)が左上△と打って生きを確実にしたところである。
現時点での最大の問題は「上辺の黒の一団が生きているかどうか」である。
白△に対して黒はどうするか。
【正解図:こんな手が残っていた】
↑ 黒1と出る手があった。
白2とさえぎると、黒3と連絡する。ダメ詰まりの関係で、白が黒の連絡を絶つことはできない。ということはこの白11個は取られていると言うことになる。
ということは、黒の大石は生きているので、この碁は黒勝ちで終わるはずだった。
ところが・・・
【実戦図:黒大石が全滅】
↑ 黒は1と打ったために、白2と打たれた。この瞬間、上辺白の生きと黒大石の全滅が決定した。その数手打って黒が投了した。