【テーマ図】私の実戦で、私が黒番である。
↑ アゲハマは黒が14,白が9である。終局直前の場面で、白が中央△と打ったところである。
左下及び中央の折衝で黒に残念なミスがあり、形勢は白よし。
恐らく、盤面でも白が少し良いはずである。
このままでは負けると判断した私は・・・
【実戦図:ここで白が投了】
↑ 半分は勝負手、半分は試しで、中央黒1と打ってみた。
すると、少し考慮した後、なんと、白が投了してしまった。
なぜだろう?
【参考図1:これは黒勝ち】
↑ 私の想像であるが、白さんは、黒1から黒5まで、白が取られてしまうと思ったのだろう。なるほど、中央白がここまで荒らされると黒勝ちだろう。
しかし・・・
【参考図その2:正しく応じれば白勝ち】
↑ しかし、白2と応じたら、何も事件は起こらない。
つまり正しく応じれば白勝ちということである。
少しばかり申し訳ない勝ち方ではあったが、これも勝負である。