2021-08-15 【読書】「俳優とアリバイ」(チェスタトン作) 読書 ブラウン神父の秘密 (創元推理文庫) ブラウン神父が活躍するこの短篇集の中に「俳優とアリバイ」という作品がある。「景気が今ひとつの劇場の支配人が殺されたが、犯人は?」というお話。 「犯人は誰か」「その動機は?」といったことよりも私の心に残ったのは、ブラウン神父が語ったセリフである。 「愚痴をこぼす人なら私はたいして気にしません。 (中略) しかし自分は決して愚痴をこぼさないということを愚痴の種にしている人間、これは悪魔です。」 人気ブログランキングへ にほんブログ村