【フラジャイル-病理医岸京一郎の所見(アフタヌーン・コミック)】
21巻まで読み終わった。
天才病理医の岸、それを支える新米病理医の宮崎と臨床検査技師の森井がレギュラーメンバーである。
この作品を読むまで、「病理医」という存在を知らなかった。
この作品を読んで「医療技術や専門別の細分化がどんどん進んでいるのだな」と思った。
今読んでいるいくつかの医療漫画の中で一番好きな作品である。岸のキャラに魅かれるのだろうか。
作品タイトルのフラジャイル(fragile)は「もろい」「はかない」という意味である。これは医療関係者のことを指すのか、それとも他の人やモノ(患者、患者の家族、医学的真相や真理、病理学そのもの等)を指すのか、私にはわからない。