2月26日のメモ:「坊ちゃん」「かわいい女」「浜村淳」「損切りはつらい、その後もつらい」
2月26日(土曜日)のメモ。
【坊ちゃん(夏目漱石・作)】
久しぶりに読んでみた。
松山での主人公の教師としての生活よりも、東京にいる清(きよ)が心に残った。
無償の愛情と忠誠を主人公に捧げたまま死んでいった、このおばあさん。
自分勝手で気短な主人公にはもったいないくらいの人間である。
【かわいい女(チェーホフ・作)】
ロシアの文豪・チェーホフの短編である。
女主人公(オルガ)は自分の亭主や自分が好きになった人物の影響を受けやすく、男の意見そっくりの意見を持ち、そして話す。
そして自分の周りからそのような男がいなくなると、途端に自分の意見を失ってしまう。
このような人間って、今の世の中にも結構いるかもしれない。
【浜村淳のこと】
年を取ったのか、膝ばかりでなく腰も調子が悪いことが多くなったので、整骨院に週1~2回通うようになった。
午前中に足を運ぶことが多い。
その整骨院はラジオを流しているのだが、時間帯の関係で私が聞くのはMBS(毎日放送)の「ありがとう浜村淳です」である。
最初は誰がしゃべっているのかわからなかった。
浜村淳だとわかったときには「別人かと思った。滑舌が悪くなったなあ」と思った。
しかし。
よく考えると、浜村淳はかなりの年齢のはずである。年を取ると滑舌が悪くなるのは当然のことである。
帰宅して彼のプロフィールを調べると
1935年1月10日生まれ
となっている。
現時点(2022年2月26日)で87歳である。
彼はすごい人間だと、改めて思った。
【損切りはつらい、その後もつらい】
私が持っていたソニーグループ(6758)の株価が思わしくないので、木曜日(2月24日)に泣く泣く損切りした。
損切りそのものは悪い行為ではなく、場合によってはむしろ必要な行為である。
しかし損が確定するのはつらい。
今回の場合、つらいのは損切りばかりではなかった。
不足金が数十万単位で生じたので、あわてて楽天銀行から入金。つらい。
さらにさらに、翌日(2月25日金曜日)のソニーの株価は前日比3.1%のプラスである。
。。。まあ、いろいろとつらいです。