最近亡くなった2人の著名人についてコメント。
【瀬戸内寂聴(1922年5月15日生まれ、2021年11月9日死去)】
99歳の長寿での死去、そして「大正、昭和、平成、令和」の4つの時代を生き抜いたということで、これは大往生と言ってよいだろう。
これだけ生きたんだから、正直言って、悲しいとは思わなかった。
小説家らしいけど、この人の小説を読んだことないし、思い入れはないなあ。
ただ「99年も好き放題生きてきたんだから、幸せな人だなあ」と思うくらいである。
【細木数子(1938年4月4日生まれ、2021年11月8日死去)】
かつては占いでテレビにも出まくっていた人である。
溝口敦の本を読んだ私にとっては
現在(2021年)だったらテレビ番組には絶対に出られなかった人
本人の能力もあったのだろうが、時代にも恵まれた人
というのが正直な印象である。
瀬戸内寂聴同様、好き放題生きて長生きして死んだのだから、幸せな人だったのだろうと思う。合掌。