最近、『囲碁AIが教える中盤の良い手と悪い手』(安斎伸彰著、マイナビ)という本を買って読んでみた。必ずしも即効性があるとは限らないが、パラパラとみているだけで楽しむことが出来る。
この本の中のコラムにAIの戦い方についての著者の感想が書かれている(本書104ページ)。
AIの戦い方の特長は、重要だと判断した部分へ、力を集中させることである。戦いを優位に進めるためには、今まで危険だとされてきた打ち方でもためらわない。
(中略)
方針としては、弱い石を強くする、大きい場所に先着するという、シンプルなもので、真似はしやすいはずである。
(以下略)
要するに、細部にこだわらずに盤面全体を見ているという事なのだろうか。