令和に囲碁と将棋を語る

奈良県在住。囲碁はパンダネットや幽玄で6段、野狐で5段、将棋はぴよ将棋で1級程度です。

【囲碁】自分の勝ち碁を振り返ること

半ば自己満足、半ば反省と今後の上達のために、自分の碁を振り返ることがある。

昔々、自分がまだ若かった頃は、自分の負け碁を並べて反省することが多かった。

だがしかし、時は流れ、自分が老いぼれてなおかつ上達が多く望めなくなると、自分の負け碁を並べるのがつらくなったのだろう、少なくなった。

一方、自分の勝った碁を並べることが多くなった。

負けた碁を並べて反省する方が今後の上達の糧になると思うのだが、ついつい勝った碁を並べてしまう。自分が情けなくなることもたまにある。

ただ、自分の勝ち碁を並べるのもメリットがないわけではない。

第一に、自分の勝った碁を並べるのだから、気分が良くなる。精神衛生上よろしい。

第二に、自分の勝ち碁を並べていると「こういうときに自分は勝つことが多いのだ」ということをつかむことが出来る。

自分の場合「全局のバランスを見ながら、少し厚めに打つことを心がける」「うっかりミスが少ない」ときに勝率が良い。敵地に打ち込んでしのぎまくって勝つことは滅多にない。

たいしたことではないのだが、「自分の勝ちパターン」を少しでもつかむと言うことに関して、勝ち碁を並べることは、結構有効だと思う。何よりも、自分の勝った碁を並べると、気分が良いのである。