7月6日・7日に行われた第76期本因坊戦第7局にて、井山が白番中押勝ちを収めて、通算4勝3敗で本因坊を防衛した。これで本因坊十連覇である。
個人的には「ああ、やっぱり最後に勝つのは井山か」くらいの感想しかない。
本局の中盤で黒(虎丸)がはっきり悪くして、白の大石を取らない限り黒が勝てない展開になってしまった。最終的にはコウ争いになったが、これは白の花見コウなので、黒は争えずに投了した。
井山は今年で32歳。あと5,6年は、棋戦を絞りながらタイトル戦でのトップに居続けることが出来るだろう。おめでとうございます。
↓これが終局図。白が180手目(△)と打ったところで黒が投了した。
白のコウ材がまだまだあるので、投了はやむを得ない。
もっとも、自分程度のヘボ同士の勝負だと、まだまだ白熱(?)の勝負の範囲内である。