私の実戦を紹介する。私が白番である。
【テーマ図】私(白)が▲とあてた場面である。
↑ 実をいうと、ここで相手(黒)は投了した。
今回はそれが妥当であったかどうかを考えたい。
【参考図1(つぐと死ぬ)】
↑ 黒1とつぐと、白2とあてられて中央の黒が死んでしまう。
恐らく、白はこの図を想定して投了したのだろう。しかし・・・。
【参考図2(へこむと生きる)】黒は生きる手があった。
↑ 黒1とへこむと、この大石は生きている。
アタリとなっている黒7個を白は先手で取ることが出来る。
しかしそれでも、生きて勝負を続ける方が良かっただろう。
左下隅の白が少し怪しいので、この時点では「白良し」とはいいがたいのである。
投了するのはいつでもできる。あがけるうちはあがこう。。。人生もそうかもしれない。