【囲碁】私の実戦から:アタリについでばかりではいけない。
【テーマ図】
↓ 私は白番。黒が左辺△と当てたところである。
↑ 形勢は白が良さそうだが、緩んではいけない。
【参考図】
↓ 左辺アタリを無視して下辺1と打って黒の大石に襲い掛かる手が成立していた。
左辺は放っておいても、黒は連絡できないのである。
↑ 黒2と目を持つくらいだが、白3に黒4と打たなければならないのが黒の辛いところである。白は悠々と5と黒石11個を捕獲できる。こう打つべきであった。
【実戦図】
↓ 白はうっかり1と黒石1個を取ってしまった。
↑白が黒石を取りに行っても、黒8までで生きられてしまった。下辺は黒一眼出来るか、右の黒と連絡するかされてしまうので、これで黒の大石は生きているのである。
最終的には白が勝った(中押し勝ち)ものの、決定打があるときにはそれを逃してはいけなかった。
勝っても大反省の対局であった。