【囲碁】王座戦第4局(井山vs虎丸)の途中図から
2019年11月29日に行われた王座戦第4局(虎丸の白番半目勝ち)により、虎丸が3勝1敗で井山から王座を奪った。今回は、その対局の1コマをごらんいただく。
【テーマ図】白が74手目(△)と打ったところである。
↑上辺から中央に伸びる黒の一団。断点がいろいろあって、黒がどこをどう守るかがとりあえず大事か。
【参考図】私(ヘボアマチュア)ならこう打つ。
↑まあ私なら黒1とこちらを抱えておく。そうすると白は上辺2から8と暴れてくるんだろう。黒は9と下がって以下戦いだろうか?ひと目見て、黒が少しやられているような気がするが、とりあえず中央黒は無事である。私が黒ならこんな進行になりそう。
【実戦図】プロ(井山)はこう打つ。
↑井山は私と違う(当たり前だ)。黒1と守って上辺重視である。白2以下白8までと、下辺黒のしのぎをめぐって戦いが始まる。形勢は私にはわからんが、井山はこれでいけると思ったんだろう。