【ニュース】3月18日17時時点でのイタリアにおけるコロナウィルスの死者
上の記事によると、3月18日時点でイタリアにおけるコロナウィルスの死者は3000人に限りなく近づいている。(2978人)
死亡者の地域別分布は以下のとおりである。
3月17日時点での死者と比較したい場合はここをクリック。
↑前日時点での死者が2503人だから、この1日で475人増えたことになる。北部は相変わらず、ウィルスが猛威を振るっている。
ただ、州別の死者増加数を見ると、同じ北部でも、ヴェネトやリグリアの増加は、ロンバルディアやエミリア・ロマーニャほどではない。
南部は不思議なほどに平穏である。
↓感染者の内訳は以下のとおりである。
集中治療室入り人数(2,257人)と死亡者数(2,978人)を含めると約5千人となる。最終的な死者数は5000人を超えるのはほぼ間違いないだろう。
顕著な医師不足が指摘されるイタリアで、医師試験を省略して医学部生を現場に投入する方針を固めたようだ。関連記事はこちらをクリック(時事通信サイト)。
確かに、今回のコロナウィルスで死んだ人の圧倒的大多数は高齢者であり、若い世代の死亡者は非常に少ない。しかし、「医師の卵」をいきなり過酷な状況に放り込むのが望ましいことなのかどうか。ネットで「学徒動員」「末期のジオン軍」と書かれるのも無理はない。