2020年9月19日の挑戦者決定戦第3局で、先手の羽生が99手までで丸山を下し、挑戦者となった。
羽生とすれば無冠返上+タイトル通算100期のチャンスである。
年齢を考えると豊島が有利だろう。羽生は現在49歳だが、誕生日は9月27日なので、番勝負が始まるときには50歳になっている。それに対して豊島は30歳である。年齢的には下り坂の羽生が全盛期を迎えている(あるいは迎えようとしている)豊島に勝つのは結構難しい。
一発勝負ならともかく、4回勝たないと竜王になれないので、やっぱり豊島が有利だと思う。
ただ、豊島はタイトル防衛に成功したことがない。そして叡王戦で番勝負が続いているのがやや不安材料か。
豊島にすれば、一流棋士で終わるか超一流棋士になるのか、とても大きな七番勝負となるだろう。
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