令和に囲碁と将棋を語る

奈良県在住。囲碁はパンダネットや幽玄で6段、野狐で4~6段、将棋はぴよ将棋で1級程度です。

【読書】東野圭吾作「犯人のいない殺人の夜」(光文社文庫)の感想メモ(その1)

 東野圭吾作の短編集「犯人のいない殺人の夜」(光文社文庫)を久しぶりに読んだ。

7つある短編のうち、今回は4つの短編の感想を軽く書く。

 

「小さな故意の物語」 

 高校生・達也の死と彼を含む三角関係を描いた、ちょっとだけ甘くて苦い物語。

結末は予期できるものだったが、動機が少し印象的だった。

 

「闇の中の二人」

タイトル中の「二人」が誰なのかがポイントである。

警察に連行された二人はどうなったのだろうか。

真実を警察に話すのだろうか。

そしてこの二人はどんな判決を受けるんだろう。

 

「踊り子」

初めて読んだ時と同じく、この話が短編集の中で一番好きである。

踊り子が亡くなった真相も印象的である。

しかしそれ以上に、毎週水曜日の夜に体育館で踊る少女の心の中を想像すると、何とも言えない気持ちになる。

この「踊り子」みたいな若者は、今現在、日本のあちこちにいるんだろう。

 

「エンドレス・ナイト」

結末はそれほど予想外ではなかった。

ただ、刑事の番場さんが良い味を出していた。

私が逮捕されることがあったら、こういう人の取り調べを受けてみたい。

そして話を聞いてもらいたい。

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